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SESSION

セッション詳細

個人発表セッション

個人発表セッション6/16(水)  10 : 00~12 : 00

A1
個人発表セッション

谷藤 幹子(物質・材料研究機構)
林 和弘(科学技術・学術政策研究所)


  • 10:00 - 10:10 冒頭挨拶
  • 10:10 - 10:25 西川 開(科学技術・学術政策研究所)
    「オープンアクセスを巡る日本の研究者の状況:論文へのアクセスとAPCの支払いについて」
      → 要旨
  • 10:25 - 10:40 福田 陽子(国立環境研究所)
    「NIES/CGERにおける研究データ管理システムの開発」
      → 要旨
  • 10:40 - 10:55 笠間 和喜(iJapan株式会社)
    「SNSを利用した論文広報①:概要」
      → 要旨
  • 10:55 - 11:10 永井 裕子(日本動物学会)
    「SNSを利用した論文広報②:ケーススタディ」
      → 要旨
  • 11:10 - 11:25 長塚 隆(鶴見大学)
    「クラウド方式でのデジタル地域資料の公開とオープン化の一提案」
      → 要旨
  • 11:25 - 11:40 胡中 孟徳(東京大学)
    「SSJDAにおける社会調査データアーカイブ整備の取り組み」
      → 要旨
  • 11:40 - 11:55 木下 貴文(国立国会図書館)
    「国立国会図書館の次世代システム開発研究室 における研究活動について ~次世代デジタルライブラリーと資料画像レイアウトデータセットの公開を中心に~」
      → 要旨
  • 11:55 - 12:00 終了挨拶

協賛機関セミナー

協賛機関セミナー6/14(月)  12 : 00~13 : 30

A2
日立の研究開発データ管理ソリューション

株式会社 日立製作所


グローバル化が進む近年、「研究開発力の向上」は 市場における競争力強化のため取り組むべき重要な課題です。
研究開発部門では、組織内でのスマートな研究開発データの管理・利活用はもちろん、産官学連携による共同研究の促進が期待されています。
日立は「研究開発データ管理ソリューション」や「DX推進コンサルティング」等の各種ソリューションでこれらの課題を解決します。

協賛機関セミナー6/15(火)   12 : 00~13 : 30

A3
発見への扉をひらくオープンサイエンス ~研究者を支えるオープンアクセス~

Springer Nature


オープンサイエンスは、あらゆる人が研究成果や情報にアクセスできるようにし、研究を進展させる重要な取り組みです。弊社の取り組みを通して、どのように研究者に利益をもたらし、いかにオープンサイエンスを支えるオープンアクセス(OA)を推進させていくかについて、3つの発表で紹介いたします。

第1部 『論文データベースからみたOAの動向』
Digital Science社Dimensionsを利用し、OA論文出版に関する世界と日本の動向を分析します。COVID-19やSDGs関連の論文データ事例などから、2019年以降OA論文が急速に増加している背景を解説します。

第2部 『OAに関する研究者の意識調査、研究者が選好する論文のバージョンに関する知見』
2021年2月にResearchGateと共同で発表した白書では、研究者が受理原稿やプレプリントよりも最終的に公開された正式版(VOR;Version of Record)の論文を選好していることが明らかになりました。VORの重要性、研究者が選好するバージョンとその理由に対する理解を深め、ゴールドOAの必要性を白書で発表した調査結果とともに説明します。

第3部 『Natureリサーチ誌のOAオプションの提供、および提案型OAの試験的運用の開始』
(発表者:Nature Physics編集長 Andrea Taroni)
弊社では、2021年1月よりNatureリサーチ誌のOAオプションの提供、および著者は1回の投稿で、複数のNatureポートフォリオのタイトルの1つに出版される機会を提供する提案型OAの試験的運用を開始しました。なぜNatureでOAオプションを導入したのか、また、提案型OAの必要性や仕組みを解説します。

録画データ

当日配布資料

協賛機関セミナー6/17(木)   12 : 00~13 : 30

A4
進化するオープンアクセスの展望

ワイリー・パブリッシング・ジャパン株式会社


Wileyではオープンアクセスへの移行に積極的に取り組んでいます。これにはさまざまな方法がとられ、新しいオープンアクセスジャーナルの創刊、ハイブリッドジャーナルからの転換、移行契約・転換契約(transitional/transformative agreements)、紹介ネットワークを介したオープンアクセス出版の機会提供など、多面的なアプローチをとっています。
私たちの移行へのアプローチでは、市場の動向と研究コミュニティのニーズが考慮されます。また主要な目的は変わりませんが、地域による違いも考慮しなければなりません。政府の資金提供団体、学術機関、慈善資金提供者、および学術出版社は、それぞれが非常に異なる方法でオープンアクセスへの移行にアプローチしており、変化のペースは大きく異なる可能性があります。私たちはこれらの違いを踏まえて方針を適応させなければなりません。オープンアクセス環境は急速に進化しており、この変化する状況のもとでは、優れた著者サービスを提供し、支払い管理を合理化するテクノロジーを開発することが不可欠です。Wileyはオープンアクセス出版への道を加速し、出版するジャーナルを著者が正確な情報に基づいて意思決定できるようにするためのツールの開発に取り組んでいます。
このプレゼンテーションでは、今日のオープンアクセスの展望の概要を説明し、特に日本の資金調達政策と開発に焦点を当てながら、著者により良いオープンアクセス出版体験を提供するために開発されたツールとワークフローについて説明します。

協賛機関セミナー6/18(金)  12 : 00~13 : 30

A5
データリポジトリの成功と持続可能性のために:figshare機関版からの知見

Digital Science


データリポジトリの構築には、その目的に即したポリシーの制定や利用者ワークフローの理解に基づいた設計、そして多くの人的・技術的なリソースが必要である。また、効果的なブランディングや利用向上のための仕掛け、ストレージの確保、DOIの付与やデータ引用などのメトリクス提供、国際標準への適合など、リポジトリを効果的に維持していくためには継続的な投資とメンテナンスが欠かせない。本セッションでは、figshare機関版を利用するさまざまなリポジトリの構築から学んだ知見を共有し、データリポジトリの成功と持続可能性について考慮すべきポイントを報告する。

発表資料:
  → https://doi.org/10.6084/m9.figshare.14815311

市民科学関連

市民科学関連6/16(水)  14 : 00~15 : 30

B1
みんなで翻刻からはじめるオープンサイエンス
Start Open Science from Minna de Honkoku

加納 靖之(東京大学地震研究所 地震火山史料連携研究機構 准教授)
Yasuyuki Kano(Associate Professor, Earthquake Researach Institute / Collaborative Research Organization for Historical Materials on Earthquakes and Volcanoes, The University of Tokyo)


みんなで翻刻では、各地の資料所蔵機関と協力して、さまざまな歴史資料の翻刻を進めています。みんなで翻刻や関連する取り組みを題材として、オープンコラボレーションあり方や将来のプロジェクト構築について議論します。

ゲストスピーカーとして、青木和人さん(Code for 山城、オープンデータ京都実践会)をお迎えして、ウィキペディアタウンの活動についてもご紹介いただく予定にしています。

Open science is the co-creation movement to conduct scientific research that involves various stakeholders. In this session, a researcher, a science museum, and a local government will introduce their wonderful examples of co-creation experiments. Based on these cases and effects, we will discuss with the audience the ideal, future co-creation experiments.

登壇者:

  • 橋本 雄太(国立歴史民俗博物館 助教)
  • 青木 和人(Code for 山城、オープンデータ京都実践会)

Speakers List:

  • Yuta Hashimoto (Assistant Professor, National Museum of Japanese History)
  • Kazuto Aoki (Code for Yamashiro, Opendata Kyoto)

市民科学関連6/16(水)  19 : 00~20 : 30

B2
メイカーズ文化とシチズンサイエンス
Makers Culture and Citizen Science

湯村 翼(北海道情報大学 准教授)
YUMURA, Tsubasa(Associate Professor, Hokkaido Information University)


JOSS2019において開催されたセッション「非アカデミア駆動型研究の潮流と可能性」では、アカデミックな学会や研究会の外で、研究に相当するような活動がどのように起こり、それらが今後どう進化していくのか、アカデミアと非アカデミアの類似点や相違点をさまざまな観点で議論した。本セッションでは、そのうちのひとつに位置づけられるであろうメイカーズ文化に着目する。メイカーズ文化を象徴的するイベントMaker Faireの展示作品の中には新規性があるものも存在し、これは市民が研究活動に参加するシチズンサイエンスの一種とみなすこともできるのではないだろうか。本セッションでは、メイカーズ文化のシチズンサイエンスとしての側面に着目し、その可能性や課題を議論する。

本セッションは、Ogaki Mini Maker Faireの開催等を通じてメイカーという存在の顕在化に取り組んできた小林茂、アプリケーションコンテストMashupAwardsで多数受賞し自らもハッカソンを主催する栗原一貴、ものづくり展示イベントNT札幌やものづくり系PodCast品モノラジオを運営する湯村 翼の3名でパネルディスカッションを行う。

In the session "Trends and Possibilities of Non-Academic Driven Research" held at JOSS2019, we discussed the similarities and differences between academia and non-academia from various perspectives. In this session, we will focus on the maker culture, which will be positioned as one of them. Some of the works exhibited at Maker Faire, an event that symbolizes Makers culture, are novel. They could be seen as a type of citizen science in which citizens participate in research activities. In this session, we will focus on the aspect of Makers culture as citizen science and discuss its possibilities and issues.

登壇者:

  • 小林 茂(情報科学芸術大学院大学 教授)
  • 栗原 一貴(津田塾大学 教授)

Speakers List:

  • KOBAYASHI, Shigeru (Professor, IAMAS)
  • KURIHARA, Kazutaka (Professor, Tsuda University)

発表資料:

セッション動画:

ツイートまとめ

オンラインドキュメント

リンク集

図書館・大学関連

図書館・大学関連6/17(木)  15 : 30~17 : 30

C1
Wikidata×デジタルアーカイブ×LOD―国立国会図書館・東京藝術大学・大阪市立図書館のリソースをつなげてみる―
Wikidata, Digital Archives and Linked Open Data: Linking resources of National Diet Library, Tokyo University of the Arts and Osaka Municipal Library

関根 美穂(国立国会図書館 電子情報部 電子情報流通課長)
SEKINE, Miho(National Diet Library)


図書館、博物館、文書館等がデータを公開・発信するプラットフォームとして、Wikimedia Commons やWikidata といったコミュニティベースで運営されるウィキメディア財団の各種プロジェクトが注目されている 。また、Europeanaやジャパンサーチなどの公的なメタデータ統合プラットフォームにおいて、メタデータ記述をより豊かにするための情報源としてWikidataやDBpedia が活用される例もある 。本セッションでは、ウィキメディア・プロジェクトでのコンテンツ発信、データ公開の実践者を講師に迎え、国立国会図書館、東京藝術大学及び大阪市立図書館のオープンデータを用いたデータ登録デモを交えつつ、ウィキメディア・プロジェクトと図書館、博物館、文書館とのこれからの関係についてディスカッションを行う。

Wikimedia Commons and Wikidata, both of which are community-based projects of the Wikimedia Foundation, have been attracting growing interest among libraries, museums, and archives as platforms for publishing and disseminating data. There are also cases where public data integration platforms such as Europeana and Japan Search use Wikidata and DBpedia as an information source to enrich metadata descriptions.
In this session, we will invite practitioners of content transmission and data dissemination in Wikimedia Projects as speakers. They will demonstrate how to register data to Wikimedia platforms and discuss the future relationships between Wikimedia Projects and libraries, museums, and archives.

登壇者:

  • 加藤 文彦(リンクト・オープン・データ・イニシアティブ)
  • 嘉村 哲郎(東京藝術大学 芸術情報センター)
  • 澤谷 晃子(大阪市立中央図書館)

Speakers List:

  • Mr. Kato Fumihiro (Linked Open Data Initiative)
  • Dr. Kamura Tetsuro (Art Media Center, Tokyo University of the Arts)
  • Ms. Sawaya Akiko (Osaka Municipal Library)

発表資料

テクノロジー関連

テクノロジー関連6/16(水)  16 : 00~17 : 30

D1
研究データインフラ技術者&研究者座談会
Gathering of Infrastructure Engineers from Academic Institutions

込山 悠介(国立情報学研究所)
Yusuke Komiyama(National Institute of Informatics)


近年、学問分野を問わず研究のイノベーションや透明性の観点から、学術機関や専門分野でデータ管理から利活用まで広い意味での研究データマネージメント(RDM)サービスの必要性、重要性が増してきている。本セッションでは、学術機関で先進的なRDMを行うための情報基盤(RDMサービス、データ解析ツール、DMPソフトウェア、クラウドコンピューティング、HPC、認証、ネットワーク、実験装置など)の開発や運用に関わっている技術者や研究者を招く。登壇者の機関やドメインにおいての現状を話題を提供しそれぞれの組織・分野でのインフラ整備の先進的な手法や共通の課題などを見出すことを目的とする。

In recent years, the need and importance of Research Data Management (RDM) services in a broad sense, from data management to effective utilization, have been increasing in academic institutions and specialized fields from research innovation and transparency in any academic area. In this session, we will invite engineers and researchers involved in the development and operation of information infrastructure (RDM services, data analysis tools, DMP software, cloud computing, HPC, authentication, networks, experimental equipment) for advanced RDM in academic institutions. This session aims to introduce the current status of the speakers' organizations and domains and identify advanced methods and common issues for infrastructure development in their respective organizations and fields.

登壇者:

  • 込山 悠介(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系/オープンサイエンス基盤研究センター 准教授)
    「先進的な研究データ管理のためのRDMサービスのシステム設計」
      → 発表資料
  • 實本 英之(理化学研究所 情報統合本部データ管理システム開発ユニット ユニットリーダ)
    「理研におけるGakuNinRDMを用いた研究データ管理」
      → 発表資料
  • 中村 遼(東京大学 情報基盤センターネットワーク研究部門 助教)
    「mdx: 大学・研究機関連携で作るデータ活用のための新しい学術情報基盤」
      → 発表資料
  • 松波 成行(物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 参事役)
    「マテリアル計測・プロセスのためのデータ設計およびデータ構造化」
      → 発表資料

Speakers List:

  • Yusuke Komiyama (Associate Professor, Research Center for Open Science and Data Platform, Digital Content and Media Sciences Research Division, National Institute of Informatics)
    "System Design of RDM Service for Advanced Research Data Management"
  • Hideyuki Jitsumoto (Unit Leader, Data Management System Unit, Information R&D and Strategy Headquarters, RIKEN)
    "Research Data Management at RIKEN by utilizing GakuNinRDM"
  • Ryo Nakamura (Assistant Professor, Information Technology Center, The University of Tokyo)
    "mdx: A new academic information infrastructure for data utilization developed through collaboration between universities and research institutions"
  • Shigeyuki Matsunami (Associate General Manager, Research and Services Division of Materials Data and Integrated System, National Institute for Materials Science)
    "Data design and data structuring for material measurement and processes"

テクノロジー関連6/18(金)  16 : 00~17 : 30

D2
研究開発推進における市民の役割

保科 優(日本科学未来館 科学コミュニケーター)
Yu Hoshina(Science Communicator, Miraikan – The National Museum of Emerging Science and Innovation)


社会課題の解決、技術開発の過程で、地域社会やリビングラボなどの実験フィールドで研究の実証実験が行われている。研究の社会実装を目指すうえで、より実社会に近い環境で実験を行い、さらに市民を巻き込むことで、より豊かな社会の実現につながると考える。 日本科学未来館では、館内で市民参加型の実証実験に取り組んでいる。主に大学、研究所の研究に、市民を被験者としてではなく、主体的に参加し、共創の場を作ることで研究開発の加速を目指している。
本セッションでは、産学連携、地域、科学館などでの実証実験の事例から、研究開発をより社会実装へと進めるために、どのように市民を巻き込んでいくか、事例と課題を議論する。

Open science is the co-creation movement to conduct scientific research that involves various stakeholders. In this session, 3 researchers will introduce their remarkable examples of co-creation experiments. In this session, speakers will take up good examples of co-creation activities in cooperation with industry, academia, local communities and science museums, and discuss the issues and prospects of how to involve and engage citizens in order to advance R&D.

登壇者:

  • 高瀬 堅吉(自治医科大学 教授)
  • 村下 公一(弘前大学 教授)
  • 本村 陽一(産業総合技術研究所 首席研究員)

Speakers List:

  • Takase Kenkichi (Professor, Jichi Medical University)
  • Koichi Murashita (Professor, Hirosaki University)
  • Yoichi Motomura (Prime senior researcher, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)

データ公開・管理関連

データ公開・管理関連6/14(月)  10 : 00~11 : 30

E1
研究データ公開その後:データの利活用状況をどう把握するか?
How to track the use of open research data?

白井 知子(国立環境研究所(NIES) 室長)
SHIRAI, Tomoko(Head, National Institute for Environmental Studies)


オープンサイエンスの流れにより、研究データの公開が進む中、公開されたデータの利活用状況を正確に把握することの重要性とその課題を取り上げたい。まずは講演形式で、これまでの経緯や現状整理、研究現場における取り組み状況等について報告する。その後、パネルディスカッション形式で、使えそうなノウハウの共有や、今後のあるべき方向性についての議論を行う。

プログラム(予定):

  • 10:00-10:05 趣旨説明(5分):白井 知子
    「データ利活用状況の把握がなぜ大切か?」
  • 10:05-10:20 講演1(12+3分):北本 朝展
    「研究データのインパクトを計測可能に ~データ引用とMahaloプロジェクト~」
  • 10:20-10:35 講演2(12+3分):福田 和代
    「データ引用状況把握の試み ー地球科学分野の事例ー」
  • 10:35-10:50 講演3(12+3分):大波 純一
    「学術検索基盤CiNii Researchを通じて研究データ公開の意義を考える」
  • 10:50-11:30 パネルディスカッション(40分):講演者+能勢 雅仁+池内 有為
    司会:白井 知子

参加者の皆様からのご質問・ご発言を歓迎します。

We would like to focus on the importance and the challenge in tracking the use of open research data. First, the background and the current situation will be introduced, then on-site trial practices will be reported. After the presentations, a panel discussion is planned to exchange the experience and know-how and to discuss about the future direction.

Program:

  • 10:00 - 10:05 Introduction from the session chair: Tomoko Shirai
    "Why is it important to track the use of open research data?"
  • 10:05 - 10:20 Talk 1: Asanobu Kitamoto
    "To Make the Impact of Research Data Measurable - Data Citation and the Mahalo Project –"
  • 10:20 - 10:35 Talk 2: Kazuyo Fukuda
    "An Attempt to Grasp the Situation about Data Citation - A Case Study in the Field of Earth Science –"
  • 10:35 - 10:50 Talk 3: Jun-ichi Onami
    "Considering the significance of research data publishing with the academic information search service, CiNii Research"
  • 10:50 - 11:30 Panel Discussion: Speakers + Masahito Nose & Ui Ikeuchi
    Moderator: Tomoko Shirai

Your questions and comments are welcome!

登壇者:

  • 北本 朝展(国立情報学研究所 教授)
  • 福田 和代(JAMSTEC 技術副主幹)
  • 大波 純一(国立情報学研究所 特任准教授)
  • 能勢 正仁(名古屋大学 准教授)
  • 池内 有為(文教大学 専任講師)

Speakers List:

  • KITAMOTO, Asanobu (Professor, NII)
  • FUKUDA, Kazuyo (Engineer, JAMSTEC)
  • ONAMI, Jun-ichi (Project Associate Professor, NII)
  • NOSE, Masahito (Associate Professor, Nagoya University)
  • IKEUCHI, Ui (Assistant Professor, Bunkyo University)

データ公開・管理関連6/15(火)  16 : 00~17 : 30

E2
研究データの持続的な保存を考える
Toward the long-term preservation of research data

亀田 尭宙(国立歴史民俗博物館)
Akihiro Kameda(National Museum of Japanese History)


昨今のオープンサイエンス推進、研究公正の文脈の両面において、研究データの持続的な保存は避けられない課題である。一定の永続性を持ってデータを保存するためには、システム面、運用面等で長期保存が考慮された適切な保存先を選択する必要がある。しかしながら、研究データは一般に分野特有のメタデータ情報を持ち、また大容量データの場合は専用の保存ストレージの確保が求められるなど、いくつか解決すべき問題がある。さらに、原則として研究データの保存にかかる労力やコストは研究者自身が負担せざるを得ない状況にある。
上記のような事情を背景に、未だ多くの研究者はデータを死蔵しがちであり、研究データへのアクセスが保証されていない。さらに、より確実な/情報量の多い保存方法には相応の労力やコストが発生するため、それぞれの事情に応じて「Webページに置かれている」「独自のデータベースが構築され、独自のメタデータとともに保管されている」「信頼されるデータリポジトリに載せる」など様々な態様で研究データが保存されており、各々で異なる課題を抱えている状況である。
このような現状理解のもと、本セッションでは、保存の態様に応じた長期保存の取り組みをいくつか紹介する。これらの取り組みは、研究者がデータを保存するための労力を軽減し、より多くのデータを長期保存に供することに資するものであり、研究者が研究データの保存を検討する際の有用な情報と考えられる。さらに、研究者がこれらの取り組みを活用しながら、どのように適切な保存先を選択し、データを将来へ残していくべきかを議論したい。

In the current context of both open science and research integrity, long-term preservation of research data is an important issue. It is necessary to choose appropriate storages that consider long-term storage in system structure and management. However, some problems need to be solved, such as the fact that field-specific metadata require dedicated input and search interface, or large volumes of data require dedicated storage facilities. Besides, currently, researchers have to bear the labour and cost of storing their research data themselves.
Against this background, many researchers still keep their data in storage, and those research data is not accessible for other researchers. Furthermore, because more reliable and informative storage tends to require more effort and money, depending on the circumstances, research data may be stored in a variety of ways, such as "just put on a web page", "in a proprietary database with specific metadata", "put in a trusted data repository", all of which has different challenges.
Based on this understanding, this session will introduce several initiatives for long-term preservation, depending on the type of preservation. These initiatives will be informative for researchers considering preserving their research data and helping them reduce the effort required by researchers to preserve data and make more data available for the long term. We would also like to discuss how researchers can refer to these initiatives to choose appropriate storage locations and preserve data for the future.

データ公開・管理関連6/15(火)  18 : 00~19 : 30

E3
オープンサイエンスと責任ある研究評価
Open Science and Responsible Research Evaluation

Dr. Andrew Plume(エルゼビア、Senior Director of Research Evaluation, Elsevier)


エルゼビアは、日本の研究・政策コミュニティと協力して、研究評価の指標や手法について慎重に検討することを支持し、最近ではライデン声明(The Leiden Manifesto for Research Metrics)とサンフランシスコ研究評価宣言(San Francisco Declaration on Research Assessment, DORA)に署名しました。ライデン宣言とサンフランシスコ研究評価宣言の指針と実践について、コミュニティ内での認知度と理解度を高め、日本のオープンサイエンスをさらに推進するために、この分野の専門家を招いてセッションを開催します。
(※ 日英同時通訳付き)
(※ Zoomを使って同時通訳機能をご利用いただくためには、ブラウザからではなくZoomアプリよりご入室ください。アプリがご自身のパソコンにインストールされていない方はこちらから事前にインストール、アカウントの作成をお願いいたします(無料))

In collaboration with the Japanese research and policy community, Elsevier has supported the careful use of metrics and indicators in the evaluation of research and has recently endorsed the Leiden Manifesto and DORA. To increase the awareness and uptake in the community of the guiding principles and practices of the Leiden Manifesto and DORA as a mean to further advance open science in Japan, we arrange a session inviting some experts in the field.
(* Bilingual simultaneous interpretation English ⇔ Japanese will be available for the session)
(* Please join from the Zoom app to listen to interpretation. You will not be able to listen to interpretation if you participate through your web browser.)

登壇者:

  • Professor Sarah de Rijcke (Co-author of Leiden Manifesto, Scientific Director and the Centre for Science and Technology Studies (CWTS), Leiden)
  • Professor Virginia (Ginny) Barbour (Chair of International Advisory Board DORA, Director, Open Access Australasia; Co-Lead, Office for Scholarly Communications, Queensland University of Technology (QUT))
  • 調 麻佐志(東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授 / 科学技術社会論学会 会長)

Speakers List:

  • Professor Sarah de Rijcke (Co-author of Leiden Manifesto, Scientific Director and the Centre for Science and Technology Studies (CWTS), Leiden)
  • Professor Virginia (Ginny) Barbour (Chair of International Advisory Board DORA, Director, Open Access Australasia; Co-Lead, Office for Scholarly Communications, Queensland University of Technology (QUT))
  • Professor Masashi Shirabe (Professor, Institute for Liberal Arts, Tokyo Institute of Technology, President, Japanese Society of Science and Technology Studies)

データ公開・管理関連6/17(木)  10 : 00~11 : 30

E4
研究データ共有、整備の推進について~ベルモントフォーラムPARSEC国際プロジェクトの議論から
Promoting Research Data Sharing and Management in Japan - in context of Belmont Forum PARSEC project

村山 泰啓(国立研究開発法人情報通信研究機構)
Yasuhiro Murayama(National Institute of Information and Communications Technology)


ベルモントフォーラムは、地球規模環境研究のための研究資金配分機関等のグループであり、CRA-SEI(科学主導によるe-インフラストラクチャーのイノベーション;プロジェクト期間は2019-2022)の公募において仏、米、伯、日による共同提案PARSECが採択されました。PARSEC(正式課題名:自然保護区が社会経済に及ぼす影響の多国融合研究を通じた新たなデータ共有・再利用手法の構築)は、Synthesis ScienceとData Scienceの2つの研究班が協力しあって活動する計画です。本セッションでは、海外からオープンサイエンスやデータ共有の専門家が多く参加する後者のデータ班の国際活動や関連の国内外動向を中心に紹介、議論します。
(使用言語は原則英語で、同時通訳などのサービスはありません)

Belmont Forum is an international partnership of funding bodies for environmental research (JST is a member from Japan). It made a call for CRA-SEI (collaborative research action of Science-driven e-infrastructure innovation; funding 2019-2022), and our project PARSEC was awarded with core members from France, US, Brazil, and Japan and external distinguished experts. The full name of PARSEC is “Building New Tools for Data Sharing and Reuse through a Transnational Investigation of the Socioeconomic Impacts of Protected Areas”, consisting of two intl. teams of “Synthesis science” and “Data science”. This session emphasizes the latter activity from the Open Science viewpoint to show the current works and overviews related landscape.
The session language is English in principle.

Program:

  1. Yasuhiro Murayama (NICT)
    "Opening and overview of Belmont Forum 'CRA-SEI' and PARSEC" (10min)
    (in Japanese language; 当セッションでは本講演のみ日本語 )
  2. Alison Specht (University of Queensland)
    "The challenges in data sharing across disciplines and countries highlighted through the PARSEC project" (10min+Q&A 2min)
  3. Shelley Stall (American Geophysical Union)
    "Transforming data management practices into the daily work of a research project: Concepts and Actions" (10min+Q&A 2min)
  4. Yasuhisa Kondo (Research Institute of Humanity and Nature)
    "International and Interdisciplinary research on Socioeconomic effects and protected area, viewed from Japanese team" (10min+Q&A 2min)
  5. Masahito Nose (Nagoya University)
    "Data Citation Leaflet with the RDUF (Research Data Utilization Forum) community" (10min+Q&A 2min)
  6. Nobuko Miyairi (Scholarly communications consultant; independent)
    "PIDs latest trends: diversity and community of practice" (10min+Q&A 2min)
  7. Kazuhiro Hayashi (National Institute of Science and Technology Policy, MEXT)
    Comments
  8. General Discussion

登壇者:

  • 村山 泰啓(NICT 研究統括)
  • シェリー・ストール(米国地球科学連合 データプログラム・シニアディレクター)
  • アリソン・スペクト(豪クイーンズランド大学 名誉准教授)
  • 近藤 康久(地球研 准教授)
  • 能勢 正仁(名古屋大学 准教授)
  • 宮入 暢子(学術情報コンサルタント)
  • 林 和弘(NISTEP データ解析政策研究室長)

Speakers List:

  • Yasuhiro Murayama (Reseach Executive Director, NICT)
  • Shelley Stall (Senior Director of Data Program, American geophysical Union)
  • Alison Specht (Honorary Associate Professor, UNiversiy of Queensland)
  • Yasuhisa Kondo (Associate Professor, RIHN)
  • Nose Masahito (Associate Professor, Nagoya University)
  • Nobuko Miyairi (Scholarly information consultant)
  • Kazuhiro Hayashi (NISTEP)

謝辞:
本会議は、科学技術振興機構、ベルモントフォーラムのPARSECプロジェクトから支援を受けています。

Acknowledgement:
This conference is financially supported by Japan Science and Technology Agency and the international PARSEC project of Belmont Forum.

データ公開・管理関連6/17(木)  14 : 00~15 : 30

E5
研究データ利活用にまつわる課題整理:研究データ利活用協議会(RDUF)小委員会活動による実践
Current and Future View of Research Data Utilization; Reports and Problems from RDUF

青木 学聡(名古屋大学)
Takaaki Aoki(Nagoya University)


研究データ利活用協議会(RDUF)は2016年に設立され、オープンサイエンスやデータ駆動科学の普及・展開を支援する活動を進めている。近年は、3つの小委員会(「研究データライセンス小委員会」、「リサーチデータサイテーション(Research Data Citation)小委員会」、「ジャパン・データリポジトリ・ネットワーク(Japan DAta Repository Network : JDARN)小委員会」)を構成し、日本における研究データ利活用推進に必要な提言や情報発信を行ってきた。
本セッョンではRDUF及び3つの小委員会の活動成果の紹介を交えつつ、研究データに関わる様々な課題を整理する。例えば、研究データの取り扱いには、「保管」と「利活用」、「プラクティスの実践」と「制度・理論設計」等、様々な視点が考えられる。RDUFが取り組んできた諸課題をこれらの視点で整理し、日本における研究データ利活用の現在と、将来のあり方を、パネリスト、聴衆とともに検討する。

Research Data Utilization Forum (RDUF) was established in 2016 and has been involved in the popularization of open science and data-driven science. In 2020, RDUF organized three subcommittees – 1) Research Data License, 2) Research Data Citation, and 3) Japan Data Repository Network, which issued activity reports to promote open science in Japan as well as raise problems to the future. In this session, the RDUF and its subcommittees briefly present their activities in both aspects of achievements and problems. We try to organize the matrix issues that view axes of “data preservation vs. data utilization,” “practical action vs. theoretical design,” etc. The panelist and audience will share the issue matrix and discuss the current and future vision of research data utilization in Japan.

登壇者:

  • 能勢 正仁(名古屋大学)
  • 南山 泰之(国立情報学研究所)
  • 八塚 茂(バイオサイエンスデータベースセンター)

Speakers List:

  • Masahito Nose (Nagoya University)
  • Yasuyuki Minamiyama (National Institute of Informatics)
  • Shigeru Yatsuzuka (National Bioscience Database Center)

データ公開・管理関連6/18(金)  10 : 00~11 : 30

E6
CHORUSフォーラム - 研究ワークフローにおけるFAIRデータ(ファンディングから論文出版まで)
CHORUS Forum - FAIR Data from Funding to Publication

小賀坂 康志(国立研究開発法人 科学技術振興機構)
Yasushi Ogasaka(Japan Science and Technology Agency JST)


オープンサイエンスに関する各種ポリシーやガイドラインが整備されつつあり、これを反映した研究ワークフローが、学術コミュニケーションのエコシステム全体で形作られようとしています。その上で欠かせない考え方が研究データの取り扱いにおけるFAIR原則(Findable, Accessible, Interoperable and Reusable)であり、これをどう実装していくかが今後の課題と言えます。このフォーラムでは、ファンディングから論文出版・引用に至る各段階でどのようにFAIR原則を実践していくか、マルチステークホルダーからなるパネリストによる講演および議論を通じて考えます。(※ 同時通訳付き)

詳細情報のページ:
https://mirai.kinokuniya.co.jp/2021/05/24789/

Policies, guidelines and workflows for open research are being formulated and implemented across the scholarly communications ecosystem. Integral to this discussion how to ensure the application of the FAIR (Findable, Accessible, Interoperable and Reusable) principles for research data. This Forum brings together speakers involved in the steps along the way from funding, through publication to citation to discuss how data can be FAIR. (* Translation service provided)

Link to detailed information:
https://www.chorusaccess.org/events/chorus-forum-fair-data-from-funding-to-publication/

登壇者:

  • 谷藤 幹子(物質・材料研究機構(NIMS)統合型材料開発・情報基盤部門材料データプラットフォームセンター長)
    「研究機関におけるデータ管理およびFAIR原則への対応」
  • 中島 律子(科学技術振興機構(JST)情報基盤事業部長)
    「JSTにおけるファンディングデータ管理フロー:効率、正確さ、ルール準拠」
  • シェリー・ストール(アメリカ地球物理学連合(AGU)データリーダーシップ担当シニアディレクター)
    「FAIRデータの実践:論文根拠データの保存と引用の重要性」
  • ハワード・ラトナー(CHORUS エグゼクティブディレクター)
    「CHORUSとFAIRデータ」
  • 南山 泰之(国立情報学研究所(NII)特任技術専門員(図書館戦略担当))
    「JOSSセッション『FAIRなデータキュレーションの実践』の紹介」
  • モデレーター:小賀坂 康志(科学技術振興機構(JST)未来創造研究開発推進部長)
    「RDAファンド機関グループ報告」

Speakers List:

  • Mikiko Tanifuji (Managing Director Materials Data Platform Center, National Institute of Materials Science (NIMS))
    "Data management and adoption of the FAIR principle; perspective from a research institution"
  • Ritsuko Nakajima (Director, Department of Databases for Information and Knowledge Infrastructure, Japan Science and Technology Agency (JST))
    "Funding data workflow at JST: efficiency, accuracy, and compliance with rules"
  • Shelley Stall (Senior Director for Data Leadership, or Brooks Hanson, Executive Vice President, Science, American Geophysical Union (AGU))
    "Getting Credit for your FAIR Data: The Importance of Preserving and Citing Data in Your Publication"
  • Howard Ratner (Executive Director, CHORUS)
    "CHORUS and FAIR data"
  • Yasuyuki Minamiyama (Chief Data Librarian, National Institute of Informatics)
    "Introduction to session “Current practice of FAIR data curation"
  • Yasushi Ogasaka (Director Department of R&D for Future Creation, Japan Science and Technology Agency (JST)) (Moderator)
    "Brief update from the RDA Interest Group for Funders"

データ公開・管理関連6/18(金)  14 : 00~15 : 30

E7
FAIRなデータキュレーションの実践
Current practice of FAIR data curation

南山 泰之(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター)
Yasuyuki Minamiyama(Research Center for Open Science and Data Platform, NII)


他分野でも利活用が可能な形でデータが整備されていくことで、オープンサイエンスの進展に繋がることが期待される。一方で、実際のキュレーション手法は学術分野ごとに異なり、さらに学術分野内でも実施レベルに差があることが推察される。
そこで、本セッションでは国際的に提唱されているFAIRデータ原則を題材に、実際にデータをどうキュレーションするとFAIRになったと言えるのかを何人かの識者にご講演いただく。具体的には、データのフォーマットやメタデータの作成、データ文書の記述など実務的な観点からキュレーションの実践をご紹介いただくことで、分野ごとに異なる実践を明らかにすることを目指す。また、FAIR原則から見たデータの評価やディスカバリーサービスなどの視点からもご講演をいただき、FAIR原則の適用によってたどり着きたい地点を共有する。
ディスカッションでは、ご登壇いただいた方々を中心にお互いのキュレーション活動の共通点、相違点について議論いただくことで、より汎用的なキュレーションへの理解を深めるとともに、分野や領域を超えたデータ流通に向けて、実現可能な手法を探る場としたい。

To improve open science infrastructure, it is necessary to curate the research data in a form that can be utilized in other fields. On the other hand, the actual data curation method differs by each academic field Moreover, it is presumed that there are differences in the level of implementation even within the same field.
In this session, we will focus on the FAIR principles, which are internationally advocated, and some experts will show the best practices (such as data formatting, metadata creation, and data document writing) on how to curate data according to FAIR. We will also give examples from the perspectives of data evaluation and discovery services related to the FAIR Principles.
In the discussion, we plan to deepen our understanding of the generic-framework of data curation by discussing the similarities and differences in their data curation activities. Furthermore, we will discuss exploring feasible methods for data distribution across fields and domains.

登壇者:

  • 川村 隆浩(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)
  • 三輪 哲(東京大学社会科学研究所)
  • 信定 知江(JST バイオサイエンスデータベースセンター)
  • 大波 純一(国立情報学研究所)
  • 小賀坂 康志(国立研究開発法人 科学技術振興機構)

Speakers List:

  • Takahiro Kawamura (National Agriculture and Food Research Organization)
  • Satoshi Miwa (Institute of Social Science, The University of Tokyo)
  • Tomoe Nobusada (JST National Bioscience Database Center)
  • Jun-ichi Onami (National Institute of Informatics)
  • Yasushi Ogasaka (Japan Science and Technology Agency JST)

政策・ポリシー関連

政策・ポリシー関連6/14(月)  18 : 00~19 : 30

F1
日英のオープンサイエンス政策から明日を伺う
Open Science Policy in UK and Japan for the future

林 和弘(NISTEP データ解析政策研究室長)
HAYASHI, Kazuhiro(Director, Research Unit for Data Application, NISTEP)


オープンサイエンスは,科学のデジタルトランスフォーメーションを促し,社会の仕組みも変えようとしている.政策的には,2013年のG8ロンドンサミットで研究データのオープン化が謳われ後,2016年のG7つくばサミットでオープンサイエンスWGが立ち上がり,研究データ基盤整備やインセンティブの観点から関係者の対話と実践が繰り返されてきた.2020年を迎えて,COVID-19によって図らずもこの先駆的な取り組みの意義が広く浸透することとなり,研究成果の幅広い共有を中心とした政策の実装が進み,合わせて各ステークホルダーの変容も加速している.
本セッションで,英国大使館の協力のもと,日英のオープンサイエンス政策を解説し,その共通項や違いをその背景と共に議論することで,各ステークホルダーの明日の取り組みや行動変容のきっかけを作ることを目的とする.
(日英同時通訳付き)

Open science is driving the digital transformation of science and changing the way society works. In terms of policy, the G8 London Summit in 2013 called for the openness of research data, and the G7 Tsukuba Summit in 2016 launched the Open Science Working Group, where stakeholders have repeatedly engaged in dialogue and practice in terms of research data infrastructure development and incentives. As we approach the year 2020, COVID-19 has unintentionally made the significance of this pioneering effort widely known, and the implementation of policies centered on the broad sharing of research results has progressed, while the transformation of each stakeholder has accelerated.
In this session, with the cooperation of the British Embassy, we will introduce the open science policies of Japan and the UK, and discuss their commonalities and differences with their backgrounds, with the aim of triggering tomorrow's initiatives and behavioral changes in each stakeholder.
(Japanese/English simultaneous interpretation available)

登壇者:

  • David Sweeney (Executive Chair, Research England)
  • Rachel Bruce (Head of Open Research, UK Research and Innovation [UKRI])
  • 赤池 伸一(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局参事官 / NISTEP上席フェロー)
  • 村山 泰啓(NICT ナレッジハブ研究統括)

Speakers List:

  • David Sweeney (Executive Chair, Research England)
  • Rachel Bruce (Head of Open Research, UK Research and Innovation [UKRI])
  • Shinichi AKAIKE (Director for EBPM and Integrated Strategy, Secretariat of Science, Technology and Innovation Policy, Cabinet Office / Principal Senior Fellow, NISTEP)
  • Yasuhiro MURAYAMA (Executive Research Director, NICT)

総合関連

総合関連6/14(月)  14 : 00~15 : 30

G1
教育学におけるオープンサイエンス
Open Science in the Field of Education

石井 雄隆(千葉大学 准教授)
Yutaka Ishii(Associate Professor, Chiba Univerisity)


教育ビッグデータを活用した教育改善や意思決定は今後ますます重要な役割を果たすと考えられている.しかしながら,研究成果や資料の公開・共有を含むオープンサイエンスに関連する取り組みは,教育学においてはまだ十分に行われていない.本セッションでは,教育学におけるオープンサイエンスについての現状と課題について焦点を当てる.はじめに,教科教育分野における再現性の危機問題に対する取り組みとして,研究方法・データ・分析コードを公開するオープンサイエンスの取り組みの事例を紹介する.これらの情報の公開は,問題のある研究実践(QRPs)を防止するだけでなく,エビデンスの将来的な統合に貢献すると考えられる.次に,外国語教育を題材としながら,経験サンプリングにより得られるデータの集積管理,自動分析,そして動的な可視化とレポート作成といった一連の情報処理技術が,いかに市民科学,そしてオープンサイエンスとしての教育学を発展させうるかについて展望を述べる.最後に,ラーニングアナリティクス(LA)分野におけるオープンサイエンスの動向や,オープンサイエンスの人材育成におけるラーニングアナリティクスの可能性について述べる。

プログラム:

  • 趣旨説明(5分):石井 雄隆
      → 発表資料
  • 「教科教育実践とオープンサイエンス」(20分):
     雲財 寛  → 発表資料
     中村 大輝 → 発表資料
  • 「外国語教育研究とオープンサイエンス」(15分):草薙 邦広
      → 発表資料
  • 「LAとオープンサイエンスの動向」(15分):古川 雅子
      → 発表資料
  • パネルディスカッション(30分):全員
  • 総括(5分):石井 雄隆

Program:

  • Introduction (5 min) : Yutaka Ishii
  • "Practice of Curriculum Research and Development and Open Science" (20 min) : Hiroshi Unzai and Daiki Nakamura
  • "Foreign Language Education Research and Open Science" (15 min) : Kunihiro Kusanagi
  • "Trends in Learning Analytics and open science" (15 min) : Masako Furukawa
  • Panel Discussion (30 min) : All
  • Conclusion (5 min) : Yutaka Ishii

登壇者:

  • 草薙 邦広(県立広島大学)
  • 古川 雅子(国立情報学研究所)
  • 雲財 寛(日本体育大学)
  • 中村 大輝(広島大学大学院)

Speakers List:

  • Kunihiro Kusanagi (Prefectural University of Hiroshima)
  • Masako Furukawa (National Institute of Informatics)
  • Hiroshi Unzai (Nippon Sport Science University)
  • Daiki Nakamura (Hiroshima University Graduate Student)

総合関連6/14(月)  16 : 00~17 : 30

G2
オープンサイエンスの推進、社会との接点に注目して

池谷 瑠絵(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター)
Rue Ikeya(National Institute of Informatics)


近年の発達したICTを背景とするオープンサイエンスの進展以前から、学術においては、組織と社会をつなぐ活動として、オープンハウスなどの広報イベントや産学官連携活動などが行われてきた。オープンサイエンスがその進展に伴ってより多様な学術「外」との関係性を構築していくために、今、どのような活動が求められているだろうか。海外動向、社会連携、人材育成を含めた幅広い視野から議論する。
以下の2つの講演を行う。

「変革型科学技術イノベーション政策へのオープンサイエンスの影響」
社会的課題解決や持続可能な発展のための変革型イノベーション(Transformative Innovation)の実現にむけた科学技術イノベーション政策において、オープンサイエンスが重要な役割を果たすことが期待される。本発表では、この点について、国内外の近年の政策動向などを踏まえ議論する。

「科学技術社会論から見たクラウドファンディング」
科学研究をサポートするクラウドファンディングは、科学技術社会論から見るとユニークな特徴を持つ。まず、予算を獲得する際に専門家の審査(ピアレビュー)がない。研究者は社会にアピールが必要でありSNSを活用する。結果、政府系予算でできない斬新な研究が出てくる可能性がある。専門家集団としての「予算共同体」("Budget-funding Community")がなく、新しいタイプの科学「クラウドが支援する科学」(“crowd-supported science”)がうまれる、「第4のファンディング」としての特徴と課題を論ずる。

"Open Science and its Implications to Transformative Science, Technology and Innovation Policy"
Open science is expected to play a key role in STI policy, especially in addressing societal challenges and realizing transformative innovation for sustainable development. The author will discuss these issues, including trends of transformative STI policy in Japan and abroad.

"Crowdfunding from the perspective of science and technology society"
Crowdfunding, which supports scientific research, has unique K3 from the perspective of science and technology society (STS). J2, there is no peer review by the expert "Budget-funding Community" when it comes to budgeting. Researchers need to appeal to society and use Youtube and SNS. As H3result, there may be unique research that cannot be done A3with a government budget, "crowd-supported science," could be born. I will introduce the characteristic analysis of crowdfunding, which has attracted attention as the "fourth funding".

登壇者:

  • 小山田 和仁(科学技術振興機構 研究開発戦略センター)
  • 横山 広美(東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構・学際情報学府)

Speakers List:

  • Kazuhito Oyamada (Center for Research and Development Strategy (CRDS), Japan Science and Technology Agency (JST))
  • Hiromi Yokoyama (Kavli IPMU, University of Tokyo)

参考資料:

総合関連6/15(火)  14 : 00~15 : 30

G3
オープンサイエンスパラダイムは科学の民主化を推し進めるか
Will the Open Science Paradigm Promote the Democratization of Science?

小野 英理(京都大学)
Eiri Ono(Kyoto University)
一方井 祐子(東京大学)
Yuko Ikkatai(Tokyo University)


オープンサイエンスパラダイムによって学術情報のアクセスにかかる物理的・金銭的障壁が低減している。そしてオンラインで行われる市民参加型研究や、「野生の研究者」や「独立系研究者」と呼ばれる大学等組織に属さずに研究を行う人達など、既存の科学の枠組みを捉え直す動きに注目が集まっている。オープンサイエンスが知的生産活動の構造を変え科学の民主化を促進して「市民研究者」と呼ぶべき層を生み出し得るのであれば、そこで問題になるのは次の点である。(1)市民研究者の成立条件とは何か、(2)資金面の民主化は可能か、(3)市民研究者を科学技術政策からどのように位置付けるか、である。そこで本セッションでは、この3点についてそれぞれ有識者が講演し、その後に参加者も交えて市民研究者の可能性についてディスカッションを行う。

Open science paradigm has been reducing the physical and financial barriers to access to scientific information. In addition, there is a movement to rethink the existing framework of science, such as online citizen-participatory researches and "wild researchers" and "independent researchers" who conduct research without being affiliated with universities or other organizations. If open science can change the structure of intellectual production, promote the democratization of science, and create a layer of "citizen researchers," then the following points become problematic. (1) What are the conditions for the citizen researchers, (2) Is it possible to democratize funding, and (3) How should citizen researchers be treated in science and technology policy? In this session, experts will give lectures on each of these three points, followed by a discussion on the possibilities of citizen researchers with the participants.

登壇者:

  • 片野 晃輔(野生の研究者)
  • 柴藤 亮介(アカデミスト株式会社 代表者)
  • 標葉 隆馬(大阪大学社会技術共創研究センター 准教授)

Speakers List:

  • Kosuke Katano (Wild Scientist)
  • Ryosuke Shibato (CEO, Academist, Inc.)
  • Ryuma Shineha (Assistant Professor, The Graduate University for Advanced Studies, Osaka University)

発表資料

総合関連6/15(火)  20 : 00~21 : 30

G4
PID-識別子の最新動向
Persistent ID - It's latest movement

中島 律子(国立研究開発法人 科学技術振興機構)
Ritsuko Nakajima(Japan Science and Technology Agency)


オープンサイエンスを支える基盤である識別子(PID)は、DOIやORCIDというグローバルなPIDが論文出版フローの中に組み込まれることで、不可欠な技術として定着してきている。現在も発展を続けており、ファンディングや研究評価を含めた研究ワークフロー全体に渡る情報をPIDによってリンクし、活用する方向が目指されている。一方日本でも国内で流通するPIDが存在するが、日本の研究成果を広く発信・流通する上で、グローバルなPIDとの接続性は課題となっている。海外の最新の事例を共有し、国内の研究成果発信について考える機会としたい。
(英日同時通訳あり)

Persistent identifiers (PIDs), key infrastructure for open science, have become an indispensable technology as global PIDs such as DOI and ORCID have been integrated into the publication workflow. PIDs are still being developed, and the aim is to link and utilize information across the entire research workflow, including funding and research evaluation. On the other hand, in Japan, there are local PIDs that are distributed domestically, but connectivity with global PIDs is an issue in widely disseminating and distributing Japanese research results. The session aims to share the latest examples from overseas and provide an opportunity to think about the dissemination of research results from Japan.
(Simultaneous interpretation service (English-Japanese) is available.)

登壇者:

  • 中島 律子(JST 情報基盤事業部 部長)
  • Matt Buys (Executive Director, DataCite)
  • 波羅 仁(JST 情報基盤事業部 調査役、JaLC事務局)
  • Maria Gould (ROR Project Lead, CDL)
  • Carly B. Robinson (Assistant Director, OSTI DOE)
  • Ed Pentz (Executive Director, Crossref)
  • 武田 英明(NII 教授)

Speakers List:

  • Ritsuko Nakajima (Director, JST)
  • Matt Buys (Executive Director, DataCite)
  • Masashi Hara (Manager, JST, JaLC)
  • Maria Gould (ROR Project Lead, CDL)
  • Carly B. Robinson (Assistant Director, OSTI DOE)
  • Ed Pentz (Executive Director, Crossref)
  • Hideaki Takeda (Professor, NII)

総合関連6/18(金)  18 : 00~19 : 30

G5
学術会議若手アカデミーと考えるオープンサイエンス
Let's discuss open science with Young Academy members

近藤 康久(総合地球環境学研究所 准教授)
KONDO, Yasuhisa(Associate Professor, Research Institute for Humanity and Nature)


オープンサイエンスは「公的資金による研究成果を広く社会に開放すること」と定義されるが、その本質は学術の知識生産システムそのものを社会に開放することにあり、学術と社会の関係そのものを問い直すアクションの一つと捉え直すこともできる。オープンサイエンスのアクションの担い手として、学術の将来を担う若手研究者の積極的な参画が期待される一方、若手研究者は減りゆく安定的なポジションを得るための熾烈な業績競争に晒されており、研究データの公開・共有に消極的であるという調査結果もある。
本セッションでは、日本学術会議の45歳未満の会員・連携会員から構成される若手アカデミーのメンバーとともに、若手を取り巻く環境と課題を考慮しつつ、学術と社会のよりよい関係構築に資するオープンサイエンスのあり方を議論したい。

Open science commonly refers to efforts to make the output of publicly funded research more widely accessible, but the essence of open science is to open the academic knowledge production system to society. This means that open science is an action to reconsider the relationship between academia and society. Early career researchers are a future generation of academia and thus expected to actively lead open science actions, although the survey results indicate that they are reluctant to publish and share research data because they are exposed to fierce competition for a decreasing number of stable academic positions. Together with members of the Young Academy, Science Council of Japan, this session discusses how open science contributes to building better relationships between academia and society, considering the circumstances and issues that early career researchers are facing.

登壇者:

  • 岩崎 渉(東京大学 教授)
    「バイオインフォマティクスからみたオープンサイエンス 」
  • 新福 洋子(広島大学 教授)
    「Global Young Academyにおけるオープンサイエンスの動向」
  • 小野 悠(豊橋技術科学大学 講師)
    「地域連携からみたオープンサイエンス」
  • 高瀬 堅吉(自治医科大学 教授)
    「心理学におけるシチズンサイエンスの展開」
  • 黒ラブ教授(サイエンスコミュニケータ&芸人)
    「サイエンスコミュニケータからみたオープンサイエンス」

Speakers List:

  • IWASAKI, Wataru (Professor, The University of Tokyo)
    "Open science in bioinformatics"
  • SHIMPUKU, Yoko (Professor, Hiroshima University)
    "Open science in Global Young Academy"
  • ONO, Haruka (Lecturer, Toyohashi University of Technology)
    "Open science in community-based cooperation"
  • TAKASE, Kenkichi (Professor, Jichi Medical University)
    "Citizen science in psychology"
  • Kuro-Love Kyoju (Science Communicator and Comedian)
    "Science communication and open science"